米国で最も権威のある教育機関の1つであるデューク大学は、約17,000人の学生と数万人の従業員を抱えています。デューク大学のデジタルサービスネットワークに非常に多くの人が絶えずサインインしているため、デューク大学の情報技術オフィス（OIT）にとってセキュリティーは最優先事項です。

ITセキュリティーオフィスのシニアマネージャーであるNick Tripp氏は、パスワードセキュリティーが健全なセキュリティーアプローチの基盤であることを認識していました。しかし、課題は、強力なパスワードを生成して保存するために、全員にパスワードマネージャーを使用してもらうことでした。何年も前に1Passwordの競合製品を導入していたにもかかわらず、キャンパス内の多くの人がそれを使用していませんでした。そして、それを導入した人たちでさえ、日常のワークフローに統合するのに苦労していました。

Tripp氏は、もっといい方法があることを知っていました。彼は個人的に自分のアカウント全てに1Passwordを使用しており、その前に1Password Familiesアカウントも持っていました。「デューデリジェンスのために他のパスワード管理オプションも検討しましたが、十分な数の人が個人的に1Passwordを使用していたので、何が最善のオプションであるかは明らかでした」（Tripp氏）

デューク大学とデューク大学医療システムの両方のCISO、CIO、IT諮問委員会、および同様の管理機関の承認を得て、デューク大学は変更を行うことを決定しました。結果はTripp氏の期待を上回るものでした。「スタッフと学生の採用が大幅に増加しました。以前のパスワードマネージャーからの移行中に、登録数が3倍になりました」（Tripp氏）

また、IT部門は管理が容易であるため、実装はより集中的かつ計画的に行われます。「私のチームと医療セキュリティーオフィスは、トレーニングとオンボーディンググループを実施しています。最初は1時間費やし、必要に応じて戻って30分のセッションを行います。概念を一度理解すれば、それほど時間はかかりませんが、移行は非常にスムーズです。これは1Passwordのユーザーエクスペリエンスのおかげだと思います。1Passwordは、これまで検討したどの製品よりも明らかに優れていると思います」（Tripp氏）

セキュリティーツールは、使いやすくなければ効果がありません。「パスワード管理を行う人がこれまで以上に増えています。これはセキュリティー全体にとって有利です」（Tripp氏）

出典：1Password