ライフサイエンス企業であるSynex Medicalは、予測医療を標準にするという使命を掲げています。同社は、グルコースや乳酸などの代謝物のリアルタイムデータを提供する、小型で非侵襲的なデバイスを開発しています。しかし、独自の医療分野で活動するということは、知的財産を保護する必要があることを意味します。当初、パスワードはあちこちに散らばっており、従業員はExcelスプレッドシート、ブラウザー、さらにはシステムに保存されたメモ帳を使用してパスワードを保存および共有していました。

Synexは、医療分野における標準化された認証情報セキュリティーの重要性を認識し、アクセスを複雑にすることなく知的財産を保護し、簡単に導入でき、現在および将来の投資家に監査可能なデータを提供できるパスワード管理プラットフォームを探していました。そして、1Passwordがその解決策となりました。

SynexのシステムアーキテクトであるLee Jon Scramstad氏は、前職で1Passwordを使用していたため、強力なセキュリティーを維持・促進しながら情報に簡単にアクセスできる適切なツールの組み合わせが、1Passwordで提供されていることを知っていました。

1Passwordの導入の効果はすぐに現れました。Synexチームは、1Passwordを使用して開発者のシークレット、クレジットカード番号、その他の情報を効率的に共有。共有Vaultにより、アクセス制御を管理できるようになり、誰もが必要な全ての情報にアクセスできるようになりました。これにより、チームは独自の情報への特権アクセスを維持できるようになりました。

1Passwordのレポート機能により、規制当局からの要請があった場合、Synexはすぐに独自情報へのアクセスログを取得できます。この機能は、潜在的な投資家に監査可能なデータを提供する必要があるSynexのようなスタートアップにとって特に重要です。

1Passwordを導入して以来、Synexでは個人情報へのアクセス権を持つ人を管理する安心感に加え、効率性も向上しました。IT部門とSynexチームの残りのメンバーは、面倒なセキュリティー作業に費やしていた時間を取り戻すことができました。新入社員のオンボーディングにかかる​​時間は、社員1人当たり少なくとも4～5時間節約できています。

1Passwordにより、Synexチームはセキュリティーを強化し、時間の節約も実現しました。しかも、わずか4日間でシームレスなロールアウトが実現しました。

出典：1Password