1Password(ワンパスワード) TIPS

【がっちりマンデーで紹介】パスワード管理アプリ1Passwordガイド

2025年5月25日(日)放送のTBS系経済情報バラエティー番組「がっちりマンデー!!」にて、「インターネットに入り込んでがっちり!!」
というテーマで、デジタルアクセルズがパスワード管理ツール「1Password」を正規販売代理店として紹介しました!

パスワード管理を従業員個人任せにしてきた企業のIT・セキュリティー担当者の皆様、組織としての統一的なセキュリティー対策を検討する時期に来ているのではないでしょうか。本ガイドでは、段階的にパスワード管理体制を構築したい責任者の方々に向けて、最適なツールの選定から導入、運用までの道筋をご提案します。

1Passward無料トライアル受け付け中!

ビジネスユーザーに最適な1Password(ワンパスワード)

なぜパスワード管理アプリが重要なのか?

多くの企業では、パスワード管理に関する明確なポリシーが存在せず、従業員個人の判断に任されています。同じパスワードの使い回し、安易なパスワードの設定、非暗号化での保存など、セキュリティーリスクが日常的に発生しています。パスワード管理アプリを導入することで、各サービスに強力で一意のパスワードを設定でき、漏洩リスクの最小化を実現。さらに業務効率の改善やコンプライアンス対応の強化など、多面的なメリットが得られます。

パスワード管理アプリの選び方

企業がパスワード管理アプリを選定する際は、セキュリティーの高さ、機能の充実度、使いやすさ、料金体系、サポート体制の5つの観点が重要です。セキュリティー面では、AES-256ビット以上の暗号化、ゼロ知識アーキテクチャー、多要素認証のサポートは必須条件。機能面では、チーム内でのパスワード共有、役割ベースのアクセス制御、監査ログ機能などが企業利用には欠かせません。

1Passwordの主な特徴

1Passwordは、直感的なユーザーインターフェイスと強力なセキュリティー機能を兼ね備え、特に企業ユーザー向けの機能が充実したパスワード管理アプリです。チーム内でのパスワード共有や権限管理が容易で、企業のセキュリティーポリシーに沿った運用をサポートします。

特徴と強みとしては、漏洩したパスワードや脆弱なパスワードを自動検出するWatchtower機能、国境を越える出張時に機密情報を一時的に隠せるトラベルモード、チームやグループごとに共有保管庫を設定できる高度な共有機能、128ビットのランダムな34桁の秘密鍵による二重保護のSecret Keyシステム、パスワードだけでなくライセンスキーや機密文書も安全に保管できるドキュメント保存機能があります。

主な料金プランは、個人向けのIndividualプラン(月額2.99ドル)とFamiliesプラン(月額4.99ドル、最大5ユーザー)、中小企業向けのTeams Starter Pack(10ユーザーまで月額19.95ドル)、高度な管理機能を持つBusinessプラン(ユーザーあたり月額7.99ドル)、SSO統合と専任サポート付きのEnterpriseプラン(要問い合わせ)があります。
※Individualプラン、Familiesプランはデジタルアクセルズでは取り扱っていません。

1Passwordはビジネス用途に特化した機能が充実し、直感的な管理者コンソールでIT担当者の負担が少なく、モバイルアプリの完成度が高くテレワーク環境でも快適に利用でき、異なるOS間でのクロスプラットフォーム同期がスムーズという利点があります。

徹底比較!1Password vs Googleパスワードマネージャー

Googleパスワードマネージャーでできること

Googleパスワードマネージャーは、Googleが提供する無料のパスワード管理ツールです。主な機能として、ログイン情報の自動記録と入力、強力なパスワードの自動生成、漏洩したパスワードの検出などがあります。ただし、企業利用においては管理機能が限定的で、チーム間でのパスワード共有や詳細な権限設定は困難です。

1Password Businessでできること

1Password Businessは、企業のセキュリティーニーズに特化した総合的なパスワード管理プラットフォームです。AES-256ビット暗号化とゼロ知識アーキテクチャーによる高度なセキュリティー、Secret Keyによる二重保護システム、Watchtower機能による継続的なセキュリティー監視など、エンタープライズグレードの機能を提供。管理面では、専用コンソールによる詳細なユーザー管理、役割ベースのアクセス制御、包括的な監査ログ機能を搭載しています。

セキュリティー、機能、利便性、料金、サポートを比較

セキュリティー面では、1Password Businessがゼロ知識アーキテクチャーと二重保護により圧倒的に優位。機能面でも、1Password Businessは専用管理コンソール、詳細な権限設定、監査ログなど企業向け機能が充実。

料金面では、Googleパスワードマネージャーは無料ですが、1Password Businessは月額7.99ドル/ユーザーの有料サービス。ただし、セキュリティーインシデントのリスク軽減と業務効率化によるROIを考慮すると、十分な投資価値があります。

サポート体制において、1Password Businessは24時間365日対応の専任サポートチームを提供。Googleパスワードマネージャーのサポートは、一般的なGoogleサポートの一部として提供されるため限定的です。

1Password Businessが企業に選ばれている理由

1Password Businessが支持される理由は、エンタープライズグレードのセキュリティーと包括的な管理機能の両立にあります。ゼロ知識アーキテクチャーによる堅牢な設計、Watchtower機能による継続的な監視、詳細なアクセス制御、自動化されたユーザー管理、包括的な監査機能により、組織全体のセキュリティーガバナンスを強化。既存インフラとのシームレスな統合、業界規制への対応、高い投資対効果など、単なるパスワード管理ツールを超えた企業向けセキュリティープラットフォームとして評価されています。

"ビジネス版"1Password、料金・使い方ガイド

1Password Businessとは?その基本機能とメリット

1Password Businessは、企業向けに設計された高度なパスワード管理ソリューションです。クラウドベースのアーキテクチャーで、主要なOS・ブラウザー全てに対応。ゼロ知識アーキテクチャーにより、1Password社でさえユーザーデータにアクセスできない設計です。

主要機能として、部門やプロジェクトごとの保管庫システム、きめ細かいアクセス権限設定、監査ログ機能、SSO連携、ディレクトリー同期などを提供。パスワード以外にもAPIキーや重要文書なども安全に保管できます。

料金プランの詳細

1Password Businessの料金体系は企業規模に応じて柔軟に設計されています。Teams Starter Packは最大10ユーザーまで月額19.95ドル、Businessプランはユーザーあたり月額7.99ドル。無料トライアルでは全機能を制限なく利用でき、クレジットカード登録も不要です。

1Passward無料トライアル受け付け中!

1Password Businessの基本的な使い方

初期設定では、管理者アカウントの作成、強力なマスターパスワードの設定、緊急キットの保管が必要です。続いて会社ドメインの登録、2要素認証やパスワードポリシーの設定、グループと保管庫の構築を行います。

保管庫は情報を整理し適切なアクセス制御を実現する中核機能で、個人用と共有用があります。パスワードの登録は手動・自動の両方に対応し、自動入力機能により、ログイン作業を大幅に効率化できます。

チームでの利用方法

ユーザー管理では、管理者、チーム管理者、アカウント回復管理者、一般ユーザーの4つの役割を設定可能。グループ管理により、部門別、プロジェクト別などの単位でアクセス権を一括管理。利用状況の確認では、詳細なレポートを取得でき、定期的な確認によりセキュリティーレベルの向上が図れます。

導入ステップと注意点

導入前の準備として、現状分析、目標設定、リソース確保が重要。導入は、パイロット運用から始め、段階的に展開することを推奨。導入後は、定期的なメンテナンス、セキュリティー監査、継続的なトレーニングが必要です。管理者のマスターパスワードの厳重管理、ユーザーの抵抗感への対応など、注意点も多岐にわたります。

1Passwordの口コミ・評判・活用事例まとめ

大手レビューサイトでの1Passwordの評価

1PasswordはG2では星4.7を獲得し、1,300人を超えるユーザーの87%が5つ星評価。最新の2025年春のグリッド評価では、シークレット管理ツール、データセキュリティー、SSO、MFA、パスワードマネージャー、IAM、ウェブセキュリティーの各部門でリーダーに選定。日本のITreviewでも星4.4という高評価を獲得しています。

1Passwordの主な受賞アワード

1Passwordは、Gartnerの「Gartner® Magic Quadrant™」で2025年の「Magic Quadrant for SaaS Management Platforms」部門に選出。また、2025 CRN Security 100では「最も優れたアイデンティティアクセス管理およびデータ保護企業20社」の筆頭に選出されるなど、権威ある賞を数多く受賞しています。

実際に使ってみた口コミ

前述の大手レビューサイト「G2」「ITreview」では、1Passwordユーザーがメリットとして多く挙げているのは、

  • デバイスを問わない直感的な使いやすさ
  • ログイン情報の共有が安心
  • 部門ごとの管理がしやすい
  • 新入社員のオンボーディングが楽

などです。セキュリティーの劇的な向上、生産性の向上、IT管理の負担軽減、チーム間のコラボレーション強化など、さまざまな声が寄せられているようです。

1Passwordが特に利用されている用途とは

1Passwordは世界16万社以上に導入されています。一例を挙げると、

  • Under Armourは6,000人の従業員のセキュリティー管理に1Passwordを導入し、Azure ADとの統合でプロビジョニングを自動化
  • AP通信社は約100カ国でジャーナリストと情報源を保護するために活用
  • BuzzFeedは全ての業務関連パスワードが会社のポリシーに自動的に準拠するようになり、ソーシャルメディアアカウントのロックアウトを防止

など、多様な活用事例があります。

なぜ1Passwordは安全なのか?

AES-256bitなど高度な暗号化技術

1Passwordは、軍事レベルとも称されるAES-256bit暗号化を採用。この暗号化技術は、現在の技術では解読に天文学的な時間がかかるとされ、政府機関や金融機関でも採用される最高水準の暗号化方式です。さらに、PBKDF2という鍵導出関数を使用して、総当たり攻撃への耐性を強化しています。

ゼロ知識暗号化とは?

ゼロ知識暗号化は、1Passwordの最も重要なセキュリティー機能の一つです。ユーザーのマスターパスワードとSecret Keyがユーザーのデバイス上でのみ使用され、1Password社のサーバーには一切送信されません。つまり、1Password社の従業員であってもユーザーのデータを見ることは不可能という徹底ぶりです。

セキュリティー監査と脆弱性対応

1Passwordは、定期的な第三者機関によるセキュリティー監査を実施。発見された問題に対しては迅速な対応が行われ、パッチの適用も素早く実施されます。また、報奨金プログラムを運営し、世界中のセキュリティー研究者から脆弱性報告を受け付けています。

Trust Centerなどの情報源

1Passwordは、Trust Centerで透明性の高いセキュリティー情報公開を行っています。セキュリティー設計、プライバシーポリシー、コンプライアンス情報などを詳しく公開。さらに、SOC 2 Type 2認証、ISO 27001認証などの第三者認証も取得しており、セキュリティーホワイトペーパーでは技術的な詳細についても解説されています。

パスワード管理ポリシー策定のハウツー

パスワードの長さ、複雑さ、更新頻度の推奨設定

現代のセキュリティー基準では、パスワードは最低12文字以上、可能であれば16文字以上が推奨されています。複雑さについては、大文字・小文字・数字・特殊文字を組み合わせることが基本です。更新頻度については、定期的な変更よりも、強力で一意なパスワードの使用を重視する傾向にあります。

パスワードの使い回し禁止と徹底方法

パスワードの使い回しは最も危険なセキュリティーリスクの一つです。使い回し禁止を徹底するには、1Passwordの監査機能を使用して組織内での使い回し状況を可視化し、段階的に固有のパスワードへの移行を進めるといいでしょう。

従業員への周知と教育の重要性

パスワード管理ポリシーの成功は、従業員の理解と協力にかかっています。セキュリティーインシデント事例を交えながら、パスワードの重要性を訴求。実践的なトレーニングセッションを開催し、定期的なリマインダーも効果的です。

違反者への対応とポリシーの見直し

パスワード管理ポリシー違反への対応は、段階的かつ教育的なアプローチが重要。初回違反では警告と再教育、繰り返される場合は段階的な措置を実施。ポリシーの見直しは、少なくとも年1回実施し、技術の進化や新たな脅威に応じて内容を更新します。

参考情報

パスワード管理アプリ選びのよくある失敗とは

あるある①:セキュリティー機能だけで選んでしまう

高度なセキュリティー機能は重要ですが、それだけでツールを選ぶと失敗します。複雑すぎる設定や煩雑な操作手順は、従業員の利用率低下を招き、結果的にセキュリティーレベルの低下につながります。

あるある②:管理機能不足により運用負荷が増大

企業向けツールとして最も重要なのは、管理機能の充実度です。ユーザー管理、権限設定、監査ログなどの機能が不足していると、IT部門の運用負荷が増大します。

あるある③:導入したが従業員が使ってくれない

最も多い失敗パターンが、導入後の利用率の低さです。十分な事前説明や教育の不足、既存の業務フローとの不整合、ツールの使いにくさなどが主な原因です。

失敗しないパスワード管理アプリ選びのポイントとは

成功するパスワード管理アプリ選びのポイントは、自社の規模と成長予測に合ったスケーラビリティ、既存IT環境との親和性、使いやすさとセキュリティーのバランス、充実したサポート体制、総所有コスト(TCO)の適切な評価の5つに集約されます。

パスワード管理アプリの導入効果測定とROI

効果①:ヘルプデスクへの問い合わせ削減

企業では、一般的にIT部門への問い合わせの20-40%がパスワードリセット関連と言われています。1Password導入後は、パスワード忘れによるリセット依頼が大幅に減少。導入前後の問い合わせ件数を比較し、コスト削減効果を金額換算できます。

効果②:情報漏洩リスク低減による損失回避

データ漏洩の平均コストは1件あたり7億円超(488万ドル、IBM調査による)にのぼります。1Passwordの導入により、パスワードの使い回しが解消され、漏洩リスクが大幅に低減。業界平均のインシデント発生率と被害額を基に、リスク低減効果を金額換算できます。

効果③:従業員の生産性向上による経済効果

1Passwordの自動入力機能により、1回のログインあたり10-30秒の時間短縮が可能だとします。1日10回のログイン作業があれば、年間で約10時間の削減効果になる計算です。全従業員分を積算し、平均時給を掛け合わせれば、その経済的効果が算出できます。これだけでもかなりの額になることでしょう。

導入コストと効果を比較する際の注意点

ROI計算では、初期導入コストだけでなく、運用コスト、教育コスト、サポートコストなど、TCO全体を考慮することが重要です。効果測定では、短期的な効果だけでなく、中長期的な効果も含めて評価するようにしてください。

検討するなら知っておきたい1Passwordのよくある質問

企業のIT/セキュリティー担当者が直面する典型的なパスワード管理の悩みは、

  • パスワードの使い回し:従業員が同じパスワードを複数のサービスで使用することで、1つのアカウントが侵害されると連鎖的にリスクが広がる問題
  • 弱いパスワードの使用:「password123」や「会社名+数字」など、推測されやすい単純なパスワードを設定してしまうケース
  • パスワードの共有方法が不適切:メールやチャットで平文のパスワードを送り合う危険な慣習
  • 退職者のアカウント管理:従業員の退職時に、その人が持っていた全てのアカウントへのアクセスを確実に無効化できない問題
  • パスワードリセット対応の増加:忘れたパスワードのリセット依頼が頻繁に発生し、IT部門の業務負荷が増大
  • 監査やコンプライアンスの対応が困難:誰がどのパスワードにアクセスできるか把握できず、セキュリティー監査に対応できない
  • 新入社員へのアカウント共有:業務開始時に必要な各種アカウント情報をまとめて安全に共有する仕組みがない

など、尽きることがありません。1Passwordを始めとするパスワード管理アプリを実際に導入する上で、よくある質問を紹介しましょう。

プラン・料金編

  • 1Passwordにはどんなプランがありますか?
    • 1Passwordはさまざまなニーズに合わせていくつかのプランを提供しています。ビジネス版にはTeams Starter PackBusinessEnterpriseの各プランがあり、導入規模に応じてお選びいただけます。
  • 1Passwordの年間料金はいくらですか?
    • 1PasswordのBusinessプランでは、ユーザーあたり月額7.99ドル(年払い)で、SIEMツールにイベントをストリーミングする機能などの独自の機能をご利用いただけます。
  • 1Passwordには無料版はありますか?
    • 1Passwordには無料でお試しいただけるトライアル期間があるので、その間に御社に適しているかどうかを判断いただけます。

1Passward無料トライアル受け付け中!

主な機能編

  • 1Passwordはモバイルやタブレットで使えますか?
    • はい。1PasswordはiOS、iPadOS、Chrome OS、Androidでご利用いただけます。
  • 1Passwordにはどんな個人情報を保存できますか?
    • 1Passwordは、ログイン情報、支払いカード、銀行口座、個人情報、文書などを保護します。
  • 1Passwordが侵害されたことはありますか?侵害されたらどうなりますか?
    • 1Passwordはこれまで一度も侵害されたことはありません。しかし、侵害が起こったとしても、あなたのデータは安全です。1Passwordのセキュリティーアーキテクチャーは、その可能性を考慮して、ゼロナレッジとエンドツーエンドの暗号化をVaultとVaultアイテムに採用して設計されています。万が一侵害が起こった場合でも、あなたのデータは常に安全です。

開発者編

  • 1Passwordをシングルサインオン(SSO)またはIDプロバイダーと統合できますか?
    • IDプロバイダーを1Passwordアカウントに接続することで、一般的な管理タスクを自動化できます。例えば、チームメンバーがIDプロバイダーのグループに追加されると、1Passwordの同じグループに自動的に追加されるように設定できます。1PasswordがIDプロバイダーに接続されている場合、Okta、Microsoft Entra ID、Google OIDC、および汎用OpenID Connect(OIDC)構成を使用する追加のプロバイダーを使用して1Passwordのロックを解除できます。追加のプロバイダーには、Duo、OneLogin、JumpCloudなどがあります。
      IdPを介した自動プロビジョニングとデプロビジョニングは、Microsoft Entra ID、Okta、Google Workspace、JumpCloud、OneLogin、Ripplingでサポートされています。2つ目は、SSOによるロック解除を使用することで、従業員は1Passwordアカウントのパスワードではなく、SSOクレデンシャルを使用して1Passwordのロックを解除できるようになります。
  • 1PasswordをSIEMツールと統合できますか?
    • はい、1PasswordはSIEMツールとシームレスに統合されます。1Password Eventes APIを介して1PasswordをSplunk Enterprise Security、Datadog Cloud SIEMなどのSIEMソリューションに接続することで、セキュリティーイベントとアカウントアクティビティーの監視を自動化できます。
  • 1PasswordにはAPIがありますか?
    • はい、1Passwordは、イベントデータをSIEMにインポートするためのイベントAPIと、顧客のサードパーティーパートナーの請求アカウントのプロビジョニングとデプロビジョニングを管理するためのパートナーシップAPIを提供しています。1Password SDKを使用して1Passwordをアプリケーションに統合でき、1Password Connectサーバーをデプロイして既存のインフラストラクチャー内のプライベートREST APIにアクセスできます。

ビジネス編

  • 1Passwordエンタープライズパスワードマネージャーとは何ですか?
    • 1Passwordなどのパスワードマネージャーは、従業員が強力なパスワードを簡単に生成、保存、自動入力できるようにすることで、セキュリティーインシデントのリスクを軽減します。1Password Businessのユーザーは、セキュリティーポリシーやカスタムルールの作成、サインイン試行の監視、レポートの生成など、さまざまな高度な機能も利用できます。
  • エンタープライズパスワードマネージャーはシングルサインオン(SSO)とどう違うのですか?
    • SSOは長い間、生産性とセキュリティーの両方に対応するソリューションとして認識されてきましたが、SSOだけでは目的を果たすことがますます難しくなっています。アプリの30~50%がSSOで保護されていないためです。パスワードマネージャーは、SSOではないアプリケーションも保護し、不明または管理対象外のアプリケーションやツールに強力で一意のクレデンシャルを提供します。
  • 1Passwordでは業務をパスワードレスにできますか?
    • 1Passwordでは、3つの方法のいずれかでパスワードレスを実現できます。
      • 顔や指紋などの生体認証
      • パスワードよりも高速で安全なパスキー
      • 数行のコードでアプリやウェブサイトに追加できるPassage by 1Passwordを提供します。既存の認証フローをパスキーに完全に置き換えるか、堅牢なパスワードレス認証と顧客ID管理ソリューションを構築できます。

パスキー編

  • パスキーがパスワードよりも優れているのはなぜですか?
    • パスキーは記憶する必要がなく、「脆弱な」パスキーというものは存在しません。これは、顧客のデバイスが顧客に代わって基礎となるシークレットキーと公開キーを生成するためです。
      パスキーは、基盤となるシークレットキーが顧客のデバイスから外に出ることがないため、従来のパスワードのようにフィッシングされることはありません。そのため、ソーシャルエンジニアリング詐欺にも耐性があります。
      パスキーは安全なだけでなく、非常に便利です。パスワードを手動で作成する必要はなく、入力したり記憶したりする必要もありません。
  • パスキーでパスワードがなくなってもパスワードマネージャーは必要ですか?
    • はい! パスワードマネージャーは、全てのデジタルシークレットを管理する理想的な方法であり、パスキーにとってこれまで以上に重要になります。1Passwordを使用すると、ウェブサイトやアプリのパスキーを作成し、パスワード、クレジットカード、その他の個人データとともに安全に保管できます。また、全てのデバイスに安全に同期されます。
  • 1Passwordは他にどんなパスワードレス認証をサポートしていますか?
    • Passageは、パスキー、マジックリンク、SMSまたはメールのログインコードなど、あらゆる種類のパスワードレス認証をサポートしており、手間を減らしユーザーが常にサインインできるようにします。

パスワード生成編

  • パスワードジェネレーターとは何ですか?
    • 1Passwordの組み込みパスワードジェネレーターは、オンラインアカウントを作成または更新するたびに、強力で一意のクレデンシャルを提供します。次にブラウザーでウェブサイトにアクセスしたり、関連するアプリを開いたりするときに、それらのクレデンシャルを自動入力するように提案します。
  • 強力なパスワードを作成する最も簡単な方法は何ですか?
    • 1Passwordの強力なパスワードジェネレーターを使用すると、強力なパスワードをすばやく作成できます。または、1Passwordに組み込まれているパスワードジェネレーターを使用することもできます。どちらの方法でも、あらゆるオンラインアカウントを保護する強力で一意のパスワードを生成できます。
  • ランダムなユーザー名を覚えておくにはどうすればいいですか?
    • さまざまなユーザー名を作成して記憶する最適な方法は、パスワードマネージャーを使用することです。1Passwordにはユーザー名ジェネレーターとパスワードジェネレーターが組み込まれており、安全なアカウントクレデンシャルを生成する手間が省けます。
      パスワードマネージャーを使用すると、ブラウザーやアプリで安全なユーザー名とパスワードを自動入力できます。これにより、Facebookなどのソーシャルメディアアプリ、ChatGPTなどのAIツール、Tumblrなどの公開プラットフォームなどに簡単にサインインできます。

パスワード一般知識編

  • パスワードはどのくらいの頻度で変更する必要がありますか?
    • パスワードを定期的に変更する必要はありません。不便なだけでなく、パスワードを定期的に変更すると、アカウントを作成するときに強力で複雑なパスワードを選択し、侵害によって危険にさらされた場合にのみ変更するよりも、データ侵害やハッカーの攻撃に対して脆弱になります。
  • アカウントごとに異なるパスワードを使う必要があるのはなぜですか?
    • メールと銀行口座のログインに同じパスワードを使い回している場合、攻撃者は1つのパスワードを盗むだけで両方のアカウントにアクセスでき、危険度は2倍になります。同じパスワードを14個の異なるアカウントに使用している場合、攻撃者の仕事は非常に簡単になります。パスワードジェネレーターを使用して、覚えやすい一意のパスワードを作成することで、自分自身を保護できます。
  • パスワードが漏洩した場合はどうすればいいですか?
    • データ侵害が発生した場合は、すぐにパスワードを変更し、2要素認証をオンにして、自分のアカウントを監視して信用レポートを確認してください。

などなど、導入前に知っておきたい疑問・質問はさまざまです。こちらのページでも詳しく解説しています。

まとめ:安全と効率を両立する1Password Businessでスマートな管理へ

従業員個人任せのパスワード管理から脱却し、組織全体で統一されたセキュリティーポリシーを実施することは、現代のビジネスにおいて不可欠です。1Password Businessは、高度なセキュリティーと優れた使いやすさを両立させ、企業のパスワード管理における諸課題を包括的に解決します。

ゼロ知識アーキテクチャーによる堅牢なセキュリティー、充実した管理機能、シームレスなシステム統合など、多くの企業から支持される理由は明確です。導入により期待できる効果は、セキュリティーリスクの大幅な軽減、IT部門の負担軽減、従業員の生産性向上など多岐にわたります。

無料トライアルで実際に使ってみよう

1Password Businessの導入を検討されている方には、まず無料トライアルをお試しいただくことをおすすめします。トライアル期間中は全ての機能を制限なく利用でき、自社環境での実際の使用感を確認できます。

クレジットカード登録は不要で、トライアル終了後も自動的に課金されることはありません。トライアル期間中に作成したデータは、正式導入時にそのまま引き継ぐことができます。

パスワード管理の課題は、多くの企業に共通する悩みです。1Password Businessは、その課題に対する実績ある解決策を提供します。まずは無料トライアルで、安全で効率的なパスワード管理の世界を体験してみてください。

1Passward無料トライアル受け付け中!

スタートは簡単。まず試してみましょう。